もし、みなさんのまわりに車いすにのっている子がいたら、この本を思い出してほしいのです。 ヨシヒコ君やカズト君は、ユウタ君とどうつきあっていたか。ヨシダ先生はどうだったか。だから このものがたりの主人公は、ユウタ君ではなく、そのまわりの人たちなのです。 車いすにのる子 どもたちが、あたりまえのように学校にいる。そうなることをねがい、この本を書きました。 乙武 洋匡 (出版社HPより)