日本では、創作絵本はストーリーに重きが置かれる場合が多いですが、ワイルドスミスの絵本は「絵」を楽しむことに重点が置かれています。ワイルドスミスの絵本を通じて、子どもたちは、絵の楽しさを味わうようになります。 絵本の絵は、何十ページかの絵の展開のなかで、その変化を含めて楽しむべきものです。絵を見る心のゆとり。その絵に触発される創造性の高まり。それら全部をあわせてワイルドスミスの絵本をみなさんで楽しんでいただけたらと思います。 (らくだ出版HP「ワイルドスミスの人と作品」より)