北のはてのイヌイットの村にアツークという少年がいました。5歳の時、アツークは父親からハスキー犬をもらい、タルクと名付けました。昼は野原をいっしょにかけまわり、夜も抱き合って眠りました。アツークはタルクと一緒にアザラシりょうに出かけることが夢だったのですが、それはかなわなくなりました。悲しみにくれるアツークがみつけたものは……。 (ノルドズッドジャパンHPより)