世界には一筋の光もなかった。人びとは闇の中で暮らしていた。一羽のワタリガラスが、人びとをあわれに思い、「わたしが光をさがしてこよう」といった。アメリカ北西部の先住民の昔話をもとにした物語。 ■1994年コールデコット賞オナーブック受賞 ■1994年ボストングローブ・ホーンブック賞オナーブック受賞