バーソロミューおじいさんとお隣に住む女の子のネリーは、いつも一緒。
ネリーが赤ちゃんの頃、バーソロミューさんは、ネリーをカートに乗せて散歩につれていってくれました。
そのネリーも歩き始め、学校にあがり・・・。それでも二人は、とても仲良しでした。
“あるとき おはなしのあとでネリーはたずねた。「おはなしがたねぎれになることはないの?」「もしなっても」バーソロミューはいった。「だまってればいいんだ。なかよしなら そうしていられる」”
やがてバーソロミューさんは年をとり、車椅子に。
今度はネリーが、車椅子を押して散歩に出かけます。“いまはわたしがおして、バーソロミューがすわるばん。とっかえっこみたいなものね”
(童話館出版HPより)