本の話が息子の口から出てくるのはしょちゅうです。

ネット予約プラン M.Hさま 4歳一人

 そう言えば最近"つちのひと"の本、読んでないねえ。
 「そらいろのたね」のおうちはなんでつぶれちゃったんだろう・・。
 「おおきなきがほしい」にでてくるみたいなツリーハウス、作りたいねえ。

 こんな風に本の話が息子の口から出てくるのはしょっちゅう。 これは、おーすとらりあこどもとしょかんがあるからだと私は思っています。

 本の交換に来てくださる前日は、"明日が交換だから沢山読もう"。 そして次の日ももちろん交換に来てくださるまで、"来てくれはるまで読んどこうか?" と私を誘ってきます。 そして新しい本を選ぶのも一緒に。
(20冊のうち10冊はインターネット予約で10冊は持ってきてくださったものから選びます) 
 これは借りたい、これはちょっと怖そう、これは前に読んで好きだったからもう一度・・・と小さいなりに自分で選び、私は私でこれいいんじゃない?と思うものを選びます。

 時には自分の部屋で寝てる振りしてみたり、お話したり。 来てくださるということが楽しみでなによりというのが息子から伝わってきて、私も楽しみで、今となってはこどもとしょかんのない生活は考えられません。 

 息子が幼児期に日本に数年間住み、図書館通いをしていた私たちにとって絵本は生活に欠かせないもの。  引越しの際に中古で沢山買ってきたもののやはり年齢やそのときの興味に合ったものを読んであげたい私には物足りず、今後オーストラリアで暮らしていくのにどうするのが一番いいかな? といろいろな方法を考えていたときに "おーすとらりあこどもとしょかんがスタートする" と聞き、早速試してみました。 というか、試すことを決めた時点でこれしかない!ともう確信していました。 これは私の夫もそうでした。

 私たちにぴったりなプランはネット予約プランで、これには親のための本もあり、息子がまだ産まれる前に読んだ子育て本があり、もう一度読み直してみて初心にかえってみたり、前もって借りたい絵本が予約できるのが魅力です。 そして20冊のうちの残りの10冊は実際に見て開いて選ぶことで、息子にも選ぶチャンスを与えてあげられるし、今まで題名も聞いたことがない、そして絵もみたことのないようなものに触れることが出来て、もう文句なしです。

 最初は20冊では物足りない!と思っていましたが、最近では長いお話や、一冊にいくつかのお話が入っているものも借りるのと、ローカルの図書館で英語の本も1,20冊かりるので20冊が適度です。

 この”本を借りて読む”というのは、私にとっても心の安らぎとなることが多々あります。 それは自分が小さいころに読んでもらった本だったり、懐かしい日本の風景を絵で見たり、お話から文化を読み取ったり。 特に個人的に日本の里山の風景などを見ると、心が落ち着きます。 それから、こっちに暮らしているとあまり教えてあげるきっかけがないものも絵本で発見したり、本を読んで息子が疑問に思って聞いてきたりと日本との繋がりがしっかり保てる気がします。 それはちょっとした単語だったり、知らない植物の名前だったり、もういろいろで "どうやって説明したら一番分かりやすいだろう?" と自分が考えさせられたり。 しまいにはパソコンで写真なども利用して息子と調べたりして、”へー! ほー!” と、一緒に驚いたり。 これらはこどもとしょかんあってのことなので本当に感謝しています。

 仕事の都合で来ていただく予定の日を変更しなければいけないときも快く対応してくださって、本当に助かっています。  是非試されることをお勧めします。