膝の上に子供を座らせて本を読むときのこどもの匂いと感触がたまらなく好き

スタンダードプラン H.Wさま 長女7歳 次女5歳

 おーすとらりあ こどもとしょかんを利用して1年が経とうとしています。 丁度子供が成長して、それまで購読していた「某出版社のトラのパペット」の絵本では物足りなくなり、また日本の家族に送ってもらったり、帰国時に持ち帰った本にも数に限りがあったりで、これから先どうやって日本の本を入手しとうかと考えあぐねていたその時に、救世主のように紹介されたのが ”おーすとらりあ こどもとしょかん” との出会いでした。

 実際に利用してみて魅力だと思うのは、配達をしていただけること、様々なコースが用意されていること、私が選んだスタンダードコースでは実際に本を手にして選ぶことができること、などです。 また私は、家に物が増えていくのが嫌いな「捨て魔」なので、本が増えてくことなく沢山の本に出会えるというのはとても理想的です。 今のところ、スタンダードプランでも十分満足していますが、プロが選んだ「厳選絵本」も是非試してみたいと思っています。 まだまだ蔵書は増える一方。 これからが益々楽しみです。

 我が家では、就寝前と母親の私がちょっと座って一休みしたいときなどに本を読んでいます。 膝の上に子供を座らせて本を読むときのあのこどもの匂いと感触が、私はたまらなく好きです。 夜も「寝かせる」ための読みきかせではなく、時間をたっぷりとって…というわけにはいきませんが、子供がストーリーの続きを夢で見られるような、そんな読み聞かせを心がけています。 私たちにとって本を読む時間は、「ゆとりの時間」そのものです。

 私自身は決して読書家ではありませんが、今までの人生で多くの本に励まされ、心動かされてきました。 おーすとらりあ こどもとしょかんで本を借り始めたころ、実は情けないことに、読み聞かせをしながらストーリーに感動して泣いてしまったことがあります。 子供はもちろんびっくりです。 確か赤鬼と青鬼の友情の物語だったと思います。

 日本の本を読み聞かせ続けることは、子供の日本語能力をを維持していくためには欠かせないと思いますが、日々読み聞かせをしている中で、それ以上に意味があると感じるようになりました。 日本語でしかうまく伝わらない表現や感性、価値感、日本を離れてから恋しいと思うようになったあれこれを、読書を通して子供に伝えることができたら…。 この子たちダブルカルチャーの子供たちの文化は、家庭で作られるものなのでしょうね。
 これからも、おーすとらりあ こどもとしょかんと一緒に、伝え続けていきたいと思います。